タイムラプス動画を再度処理する
TL; DR
やることもないので、以前撮影した天の川のタイムラプスを再処理しました。
関係ない前置きと本稿の中身のない中身
土曜の夜のことです。
「暇ならば、酒を飲みに来い。さもなくば、刺す」1
と突然太宰治のように、オンライン飲み会のお誘いが顧問のnagahiro先生からありました。いきなり宮城県天文同好同志の集いに飲み込まれたてしまったglasnsci。やれアトラス彗星の分裂核を画像処理で見分けられないか、とかあたかも勉強会のようなことをやっている飲み会に「これってほんとに飲み会なのだろうか……でもみんなお酒飲んで酔っ払ってるし……」と疑問をいだきながら参加していました。でも、実際画像処理している様子を画面で映しながら見ているととてもわかり易かったので、次回もまた参加してみたいですね。次はシラフにしよっと……。
さて、お上から非常事態宣言が布告せしめらて、やる気もないけれど暇を持て余している今日。どうせだったら過去のデータ再処理するか、と撮影条件が非常によかった昨年5月に蔵王賽の河原で撮影した2タイムラプスデータを再処理することにしました。昨年アップロードした記事はほとんど露光量のとコントラスト調整しかしておりませんでした。が、現在のワタクシのウデマエを持ってして取りかかれば天の川の中心部がくっきりと炙りだされ、きっとより良い結果が得られずはずです。
能書きを垂れると長くなるので、結果を載せます。
補正は下図に掲載した格好です。かなり無理した補正をしていますが、まあくっきり見えているのでヨシ! また、このままだと地上に近い光害被り部分が明るくなりすぎて破綻するため、グラデーションマスクで「山ぎは」部分を補正してあります。あと、ノイズが浮くのでLightroomのノイズ処理でお茶を濁しました。
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実際はこんなこと言われていませんが、最近この太宰の「~せよ。さもなくば、刺す」が気に入って使っています。↩
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征け!! 蔵王の星空小撮影会
glasnsci.hatenablog.com↩