山梨でタイムラプス撮影に勤しむ
痛ってえ!!
二週間前の火曜日の朝、ぐらすのすちは左肩の痛みとともに起床しました。
毎度の茶番
ワタクシは左肩を以前脱臼し、整復手術(健を留め直す)したことがあります。時折手術のためか(よくある古傷が痛むようなやつ?)か脱臼したせいか、肩が痛むことがあるのです。しかしながら、先週火曜日は全くこれまで経験したことのないような痛み方で、手術をして肩を動かせなかった直後のような痛みが二日間ほど続き、肩が全く上げられませんでした。挙句の果てにセ氏38度近くの発熱まで。
肩関節脱臼の整復手術は色々方法があるようですが、ワタクシが受けたのは内視鏡で外れている・外れかけている健を楔で留めるというもの。留めた楔は時間が経つにつれて段々と体・骨に溶ける(吸収される?)ようです。術後は肩が内出血や諸々の痛みで、また、術部が安定するまで、動かすことができないのですが、一月くらい経過すると動かしてリハビリを始めるようになります。
今回の痛みは、そのリハビリ開始直後みたいな痛みで、火曜日一日中痛みが続いたときに「まさか再脱臼したのでは……」と焦ったのです。寝ている間に脱臼するようないかがわしい肩の動かし方をすれば、流石にワタクシも目を覚ますでしょうし、ありえません。水曜の夜に痛みを我慢しつつ意を決して無理矢理に肩を回すと
ゴキン
という鈍い音とともにスナップフィットがハマるような感覚が。結局は金曜朝には気にならない程度まで痛みが回復したため、事なきを得たのでした。
考えてみると、
- 今週月曜日から関東圏は花粉の飛散がひどく、ワタクシもくしゃみが止まらないほどだった
- あまり鼻炎薬は飲まない派で、月曜日まで飲んでいなかった
- 火曜日に肩が痛むため抗炎症剤と鼻炎薬を同時服用した1
- 水曜日朝には解熱
- 水曜夜に再度発熱
- 木曜朝には解熱
と発熱と解熱を繰り返したため、花粉症によって免疫の過剰反応が促進されて肩関節を叩いて炎症・発熱を起こしていたのでしょうか? そんな事あるのかな。医者じゃないからわからないけど、とりあえず鼻炎薬を飲んでいるいまは痛んだりしないので、多分花粉症のせい……?
今回の遠征が異様
今回は大月・山中湖に行ってきました。本当は冬の星座最後の撮影チャンスでしたから、スカイメモでガイド撮影したかったのです。しかし大月に行ったときは三脚座の開き止めのボルトを忘れてしまい、撮影できず。また、山中湖は周囲を走る車のヘッドライトがピカピカと写り込んでしまいコントラストがとても低い写真になってしまったため、加えて、センサーにめちゃくちゃ大きいホコリが入り込んでしまったのに気づかずに撮影し、挙句の果てにフラットを撮る段になってホコリが移動してしまったため、今回はガイド撮影した写真はありません。
山中湖は、パノラマ台というところへ行って撮影したのです。名前の通り、富士山望むパノラマ撮影可能なスポットで、駐車場もトイレもあるイタレリツクセリの帝国ホテルのような場所です。しかしながら大層有名な場所のようで、カメラと三脚を携えた人が来るわ来るわ。野ざらしの八五郎(800mm F5.6)のようにカメラと三脚を携えてやってくるのです。
撮影しながらボチボチ空を眺めていると、光の投射にむとんちゃくなのが多いこと多いこと。夜間走行時の車のヘッドライトは安全のため、また法律で定められているため、文句をつける筋合いはありませんし、つけるつもりも毛頭ありません。しかしながら駐車場に車を停めてからも延々とヘッドライトをつける車。ヘッデンで周りに常時100 lm程度投光している人間。とてもじゃないけれど天体撮影には向かない場所ですね。しかし、まあキミたち、そんなに周囲に無頓着だとそのうちレンズを「こんなのがついているからいけねえんだ」ってぶん投げることになりますよ……。
さて、機材忘れと確認ミスによりむしゃくしゃしながら撮影したタイムラプス動画をはっつけておきます。ビシバシ。
大月にて:TAMRON SP 35mm F1.4 Di USD (f1.4)、Canon EOS 5D IV、10sec、ISO3200、2020年02月22日撮影
大月にて:SIGMA 15mm F2.8 DG EX Fisheye (f2.8)、Canon EOS 5D IV、10sec、ISO6400、2020年02月22日撮影
山中湖にて:TAMRON SP 35mm F1.4 Di USD (f1.4)、Panasonic LUMIX DC-S1R、30sec、ISO800、2020年02月23日撮影